2024年10月31日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、横浜市瀬谷区の管理会社様よりご依頼いただいた、FE式給湯器の交換の事例をご紹介します。
お湯がまったく使えないのでお風呂にも入れないとのことで、早急な対応が必要となることから、ご依頼をいただいて早速現地に伺いました。確認すると、給湯器はリンナイのFE方式でした。問屋に確認したところ在庫があるとのことで、日程を調整して一番早い日にちで工事に伺うことになりました。
FE式とは「強制排気」式のことで、燃焼のための空気(酸素)は室内から取り込み、排気ガスだけをファンで屋外へ吐き出す方式です。給湯器の上部に外部に排気する煙突が付いています。煙突の直径は細く(6cm~8cm)、給湯専用器のみの設定になります。リモコンも給湯器の反対に埋め込まれています。
不完全燃焼防止装置が付いていて、排気ガスが室内に漏れても、一酸化炭素(CO)事故にならないようにCOセンサーがついていて、CO濃度を監視します。不完全燃焼を起こしてCO濃度が上昇した場合には、危険な状態になる前に感知して自動的に給湯器の運転が停止します。
外観は、通常の壁掛け給湯器に排気用の煙突が付いている給湯器になります。
既設の給湯器を取り外します。
まず、給水給湯管、ガス管を給湯器から外します。給湯器と排気筒のアルミテープを切って、給湯器を固定しているビスを取り外します。ビスは引っかけるようになっているところを一つだけ残して、給湯器を取り外します。
取り外しができたら、給湯器に隠れていた壁面など、普段掃除で手が届かないところを綺麗にします。
続いて、新しい給湯器を取り付けます。
壁の排気筒と給湯器の排気筒の位置に注意しなければいけません。少しでもずれると、排気筒を繋ぐエルボが取り付けられなくなってしまいます。高さと横の位置を図って給湯器の位置出しをします。
給湯器にエルボの排気筒を付けて、壁から出ている排気筒を繋ぎます。水平器で水平を取ってビスで固定していきます。給湯器本体を固定できたら、ガス管、給水給湯管を結んでいきます。
最後に試運転をして、水漏れやガス漏れがないかを確認して工事完了になります。室内設置なので水漏れやガス漏れをしていたら大きな被害になってしまいますのでしっかりと確認します。
給湯器は色々な仕様によって形やタイプがあり、現場によって施工内容が多種多様になります。また、給湯器が使えなくなるとお風呂に入れないなどの生活に支障が出てくるので、早急な対応が必要になります。現場調査や交換対応にも可能な限り早急な対応を心がけています。
冬に近づくにつれてお湯が使えなくなるのはお風呂だけではなく、洗顔やキッチンでの洗い物や油汚れにも困ることだろうと感じます。
管理会社様から個人のお客様まで、幅広く工事のご相談に対応しております。
ご相談は無料ですので、水まわりでお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。