10年以上使用しているビルトインコンロの交換

2025年1月22日 |  水まわり工事事例

横浜市南区の管理会社からビルトインコンロ交換のご依頼を頂きました。

点火が上手く出来ない症状が続いていて一度見に伺いましたが、その時には通常通り点火出来てその後も問題なく使用することが出来ていましたが、10年経過していることもあり交換のご提案をしましたが、使用できるとの事で交換をせずにそのまま使っていただくことになりました。

しばらく日数が経ってからまた点火が上手くできなく種火も付かなくなったとのご連絡があり、交換工事をすることになりました。

ビルトインコンロの故障原因

交換工事をすることになった理由は、点火がしずらくなった、使用年数が経過している事でした。

ビルトインコンロ、ガスコンロが故障した時の症状はいくつかあります。

  • 点火しない
  • 点火しにくい
  • 点火してもすぐに火が消える
  • 点火しても炎が安定しない

主に点火に関することが多くあります。他には点火時や使用中に異音がする、ガスの臭いがする、以前より火力が弱くなったり安定しないなどの症状が現れます。

こういう症状が出る原因は、

  • 点火プラグ、バーナーキャップ、ガスホースなどの内部部品の劣化
  • パーナーキャップやセンサー部分の汚れ
  • ガスホースや接続部分の緩みやひび割れ

などが考えられます。

ビルトインコンロ、ガスコンロの標準使用年数

メーカーなどでもお知らせしていますが、(リンナイHP)ガスコンロを安全に使用できる標準使用期間の目安は約10年です。ガス給湯器などガス機器は、メーカーによって多少の差はありますが、約10年になります。

ガスコンロは使用期間が10年前後になると、内部部品が劣化して、点火不良、火力の低下、温度調整の不安定など機能低下が起こりやすくなります。ガス配管や接続部分が劣化すると、最悪、ガス漏れや一酸化炭素中毒が起こる可能性もあります。

10年以上使用しているビルトインコンロの交換工事 写真

交換前

交換後

10年以上使用しているビルトインコンロの交換工事内容

ビルトインコンロに繋がっているガス管を外します。それから天板を外していきます。ビスで固定してあるので固定されている箇所のビスを外していきます。天板を外すとビルトインコンロを上から持ち上げられるようになります。

ビルトインコンロを取り外すと日々の油汚れや食材のカスなどのゴミで汚れていることが多くあります。交換工事のタイミングでしか掃除できない箇所になるので、交換工事をする際には必ず掃除して綺麗にします。毎日使う場所になるのでそれだけ汚れる箇所になります。

新しいコンロを取り付け、ガス管を接続します。。コンロの取り付け位置を決まったら、コンロが平らになっているか確認して、ネジを締めて固定します。天板を付けて、ネジを締めます。汁受け、排気カバー、バーナーキャップ、五徳を取り付けて、ガス漏れをしていないかを点検して工事完了になります。

動作を確認し、お客様に使用方法を説明して終了です。

10年以上使用しているビルトインコンロの交換工事をおえて

清潔感を求められるキッチンに置いてあるビルトインコンロは交換をしてしまえば新品の物になるので綺麗には見えますが、普段することの出来ない掃除をして綺麗にすることを大切にしています。使用する人が気持ちよく使える空間を作る事で満足度や物件の価値を高める事にも繋がると考えます。

ガスコンロやガス給湯器などのガス機器、その他住宅設備でなにかお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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