月極駐車場の境界フェンス破損の修理

2024年9月12日 |  リフォーム事例

横浜市港北区の不動産管理会社様より、駐車場フェンスの修理のご依頼をいただきました。

駐車場フェンス修理のご依頼内容

不動産管理会社が管理する月極駐車場で、契約者が駐車場のフェンスに自動車をぶつけてしまったので、フェンスとブロックの修理をお願いしたいとのことでした。

さっそく現地に確認に行ったところ、隣地との境界に設置しているフェンスブロックが破損していました。状況的に、車止めを乗り越えてフェンスにぶつかってしまったようです。フェンスは衝突で曲がっっていて、コンクリートブロックもバンパーが接触したのか、15列ほど隣地側にズレていました。また、駐車場番号プレートの支柱も折れ曲がっていました。

駐車場フェンスの破損状況

駐車場フェンスの修理内容

修理作業は大きく2つ、
・ズレてしまったコンクリートブロックを撤去して新設
・曲がってしまったフェンスをジョイント部分で切り離して新設
になります。

まず、曲がってしまったフェンスを取り外します。

つづいて、隣地側に押し出されるようにズレてしまったコンクリートブロックを撤去していきます。撤去したら新しいコンクリートブロックを設置します。フェンスの支柱の位置を確認して支柱を立てて、コンクリートブロックにモルタルを流し込んで固定します。モルタルの表面や目地をコテを使って平らにします。

モルタルが完全に硬化するまで、カラーコーンとバーで工事個所に誤って侵入しないようにします。完全に硬化したら、支柱にフェンスのパネルと取り付け、ボルトやビスでしっかりと固定します。

最後に駐車場番号プレートを直して工事完了です。

取り外したフェンスと新設するフェンス
新設したコンクリートブロック(上から)
新設したコンクリートブロック(横から)

なお、作業スペースを確保し円滑に工事を進めるために、契約者様には不動産管理会社様が管理している空がある他の駐車場に、一時的に車を移動していただきました。

実は、フェンス修理に加えて、駐車場オーナー様より直接、駐車場に水たまりができる箇所があるので一緒に直して欲しいというご依頼がありましたので、合わせて補修を行いました。

フェンス修理後の写真

フェンス修理後その1
フェンス修理後その2

フェンス修理を終えて

今回のように隣地との境界フェンスの工事をする場合は、隣地にお住まいの方にご挨拶と作業のご了承をいただく必要があります。作業中に騒音や振動が発生する可能性がありますし、敷地内に入る可能性がありますので、隣地の方とトラブルにならないためにも、ご挨拶をして作業日時や内容を丁寧に説明することが大切です。

隣地との大抵のトラブルはコミュニケーション不足で起こると思っているので、事前にしっかりコミュニケーションを取ることを会社として大切にしています。今回は、隣地の方がほとんど家にいらっしゃらない方だったので、なかなかタイミングが合わず苦労しましたが、時間がかかってもしっかりご説明できたことで、トラブルなく工事を円滑に進めることができました。

また今回は、契約車両がフェンスを破損したことから、契約者様の自動車保険での工事でした。当社は工事をする業者として、不動産管理会社様にお手間をかけずスムーズに手続きが進むよう、保険会社としっかり連携して対応しました。

お困りごとがありましたら、是非一度お問い合わせください。

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