2025年1月31日 | リフォーム事例
横浜市港北の管理会社様より管理している賃貸アパート駐車場のブロックが崩れて落ちてしまったので見て欲しいとのご依頼を頂きました。
車がぶつかってブロックが落ちたとの事ではなく駐車場の借りていいる方が発見して管理会社の方に連絡が来て発見したとの事でした。
ブロックや目地の部分は急に劣化するものではありません。雨風で水が浸入して中の鉄筋が錆びると急激に劣化は進行します。今回のブロックは中に鉄筋が入れられていなかったので、目地の所が劣化してブロックそのままの状態で取れてしまったのだと思われます。
最近では地震が頻繁に起こっているため、見えない部分に破損があるケースも少なくはありません。
ブロックの劣化は環境によってもいくつかあります。
外観を損ねてしまいます。また水が浸入しているので中の鉄筋が錆びが進んで、錆が膨れ上がってひび割れを起こすことになります。
ひび割れは地震や外部からの衝撃で発生することが多くあります。
細いひび割れや浅いものだとパテやシーリング材で補修は出来ますが、大きさや深さ次第ではパテやシーリング材が奥まで入りにくく、埋めていること自体もわかりにくく、新設でブロックを入れた方が確実性は高まります。
今回のブロックは中に鉄筋が入れられていなかったので、目地の所が劣化してブロックそのままの状態で取れてしまったのだと思われます。新設で施工する時には鉄筋を入れての工事になります。
ひび割れや劣化したブロックをそのままにしておくと地震や台風などの影響で事故につながる可能性が高くなります。補修だけで終わらせても強度が回復したりすることはなく、劣化の進行を遅らせるだけにしかなりません。その他工事にも同じことですが、予算やご要望にもよりますが、補修する箇所だけで何かするよりも、一括でまとめて補修なり工事をすることで確実性と安心感にもつながると考えます。
お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。