2024年9月29日 | リフォーム事例
横浜市神奈川区の管理会社様より貸店舗の床が落ちてしまって治してほしいとのご連絡を頂きました。
伺って見ると部屋の角の部分が完全に落ちてしまっていて、その周辺も歩くと床が下がっておそらく下地が腐っているかと思われます。
床材を剥がしてみると下地の木材が腐っていましたのでお客様には床全面張り替え、ウッドタイルのご提案をしました。飲食店様の方も休みが日月火とのお話をされていたので、その期間で工事出来る日程で段取りをしていきます。
既設の床の剥がしをしていきます。下地の根太が腐っていたので壊すのには簡単に剥がれていきました。根太を止めている釘などが取れにくいなどの事が解体しているとよくありますが、下地の木材が腐っていた為解体の方には手間がかからずに作業出来ました。
上げ足を設置してパーチクルボードを乗せていき水平を出していきます。足の下が土でしたので、土を叩いて固め、板材で足が沈まないようにします。その上にパーチクルボードを乗せて足とボードをビスで固定していきます。パーチクルボード1枚ずつを張り終えたボードとの高さを調整して水平を確認しながら全面に張っていきます。
その上にジョイント部分が下のパーチクルボードと同じ個所にならないようにべニアの板材をビスで打っていきます。ウッドタイルを張り付ける面になるので壁との隙間なく打っていき、建物上まっすぐではない面などもあるので、隙間が出来てしまった箇所はべニア材を加工して隙間をなくしていきます。
飲食店の倉庫として利用されているので重量物を置いたりすることも多いと思われます。
ウッドタイルは一枚一枚のバラになっているので、後々の床面の部分補修をするときに補修したい箇所を部分的にウッドタイルを剥がして補修することが出来ます。
飲食店の工事でしたので営業時間や休日などの日程、営業になるべく影響を与えずに考えて段取りをしました。また倉庫での利用なので今後も修繕対応するときに簡単に施工できるように床材を選定をしたり、使っていくうえでより良い環境になる事が大切かと思われます。
お困りごとがありましたら、是非一度お問い合わせください。