2025年8月5日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、横浜市南区の管理会社様からご連絡いただき、給水管の継ぎ替え工事を施工した事例をご紹介します。
管理会社様に賃貸アパートの居住者様から、「キッチンや浴室の蛇口から出る水圧がとても弱い」というご相談があったとのことです。
そこで横浜市水道局に確認してもらったところ、室内の配管ではなく、水道メーターより前の配管から水圧が弱いため、給水管が錆詰まりしている可能性があるとのことで、弊社へご相談いただきました。
給水管は埋設されていることが多いため、現地確認では目に見えない箇所があります。そのため、まずは掘削を行って給水管を露出させ、錆が詰まっている箇所を特定していきます。
今回は、まずメーター手前で配管を取り外して水圧を確認しましたが、水圧はかなり弱い状態でした。さらに、止水バルブ手前で確認したところ、こちらでは十分な水圧が確認できたため、止水バルブ付近で錆詰まりが起きていると判断しました。
まずはコンクリートにカッターを入れて斫り作業を行います。コンクリートを撤去した後、下の土を掘削して撤去します。今回の給水管は深さ約30cmの位置にあったため、作業できるようさらに深く掘る必要がありました。


土を掘削した後、錆詰まりが起きている箇所を確認するため、配管を一度取り外して水圧を確認しました。メーター側では水圧が弱く、止水バルブ手前では十分な水圧があったため、止水バルブ部分で錆詰まりしていると判断しました。

既存では25-13の配管が使われていましたが、今回の施工では横浜市の規定に合わせて止水バルブまでは25の配管を使用しました。バルブ以降は既存の室内配管に合わせやすいよう13の配管で接続しました。

今回は全戸断水しての作業だったため、作業後は各住戸へご挨拶し、配管を一度取り外している関係で給水時にエアーが出ることをご説明して、問題がないことを確認しました。
今回は、メーターボックスとバルブの蓋を新しい製品に交換しました。その後、土を埋め戻してコンクリートを打設し、外構部分を復旧して工事完了となりました。
掘削して給水管を露出させたうえで調査を行った結果、水圧が弱い原因は止水バルブ付近での給水管の錆詰まりだったため、対象のお部屋だけでなく、全戸断水しなければ施工できないと判断しました。
そのため、作業前には他住戸の入居者様へ1件ずつご挨拶し、工事内容と断水時間をお伝えしたうえで作業を進めました。さらに、今回は一度配管を取り外してから接続し直しているため、通水後に蛇口からエアーが出ることがある点についても、各住戸へご説明し、問題がないことを確認しています。
集合住宅の給水管の工事では、単に原因箇所を直すだけでなく、入居者様に断水による影響を丁寧にご説明し、不安なく過ごしていただけるよう配慮することも大切だと考えています。
給水管の水圧が弱くなる原因のひとつに、配管の老朽化があります。そして、配管が古くなると内部の腐食が進むことで赤錆が発生しやすくなります。赤錆が発生するとバルブや蛇口のフィルター部分に錆が付着して、水の通りが悪くなり水圧低下につながります。
また、赤錆は給水管の中で水が長時間滞留すると発生しやすくなります。たとえば、賃貸物件で退去から次の入居まで時間が空いている部屋や、出張などで長期間使っていない部屋では、給水管内部に錆が生じやすくなります。
給水管の不具合は、地中や床下など見えない場所で起きていることも多く、見た目だけでは原因を特定できない場合があります。今回のように、掘削して水圧の確認をすることによって、はじめて原因箇所が絞り込めるケースもあります。
弊社では、点検はもちろん、室内・室外を含めた給水管の継ぎ替えや引き直しにも対応しています。
蛇口から出る水の勢いが弱い、水の色が気になる、水道水のにおいが変わった気がするなど、少しでも気になる症状がある場合は、ぜひお問い合わせください。
蛇口から出る水の勢いが弱い、水の出が悪くなった、水の色やにおいが気になるなどの症状がある場合は、原因・箇所を特定したうえでの対応が必要です。
水まわり工事については、こちらのページでご案内しています。
管理会社様からのご相談については、 管理会社様向けページもご覧ください。