2025年3月30日 | 水まわり工事事例
横浜市青葉区の賃貸アパートの給水管の補修工事をした事例です。
ユニットバス交換工事の際に資材搬入の為、洗面台を取り外ししなければならないので、取り外した所、壁中に入っている鉄管が錆びによって詰まっている状況でした。
入居者様からも洗面台の蛇口の水がチョロチョロとしか出ないとのお話はされていました。また壁のボードも濡れていたので見てみると、壁に埋め込まれている鉄管で水が浸みてきている様子も見られました。
ユニットバス交換工事の付帯工事で脱衣場の壁クロス、床のCFの張り替えの予定でしたので、ボードの濡れている箇所を剥がしてみてみると、洗面台横の選択蛇口の方の鉄管も濡れていて、ボードを剥がしてみると、埋設されている所か水が浸み出てきていました。
管理会社様の方とご相談して追加で補修することとなりました。
もともとユニットバスの給水・給湯の配管する為、洗面台の下で開口してユニットバスへの配管作業をしていたのでそこから洗面台・洗濯蛇口に分岐します。
ユニットバスのシャワー、蛇口からは水・お湯ともに通常通り出てくるので、洗面台、洗濯蛇口への分岐先を交換していく工事です。
それぞれ分岐部分から先は樹脂管に替えていきます。壁に埋め込まれている部分で鉄管をカットして新しく樹脂管を床の上まで配管していきます。
洗濯蛇口の方は、樹脂管は鉄管みたいに固定しているものではないので、ある程度の左右前後に動いてしまうので、下地に木を入れて固定するように設置しました。固定しておかなければ、実際洗濯蛇口を問いつけても、蛇口を回すときにグラグラと動いてしまうからです。
配管作業がおわったら、剥がした部分のボードを新しく張り付けてクロスを貼り、洗面台、洗濯機をもとの位置に戻して完了になります。
今回の給水管の劣化は、ユニットバス交換工事をしている時に、搬入経路確保のために洗面台を取り外しをしたので気づくことが出来ました。洗濯蛇口の方も水が浸みているのもボードの膨らみの違和感があって気づいたことでした。ユニットバスの付帯工事のクロスやCFの張り替えが終わった後でしたら、もう一度クロス、CFをやり直さなければいけなくなる事になっていたので、一括で終わらせることが出来たのは、オーナー様、入居者様、管理会社様にとっても無駄がなく終わることが出来ました。
何度も行ったり来たりすると入居者様の予定や段取りなどで時間が掛かってしまったり、今回のような水漏れ関連の事になると、下の階の部屋に影響を及ぼすかもしれないという可能性もあったので無駄なく終わることが出来たのは良かったことでした。
水漏れなど水まわりでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。