2025年12月15日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は横浜市栄区の管理会社様よりご依頼いただいた、賃貸アパートのキッチン交換工事の事例をご紹介します。
管理会社様より「キッチンの排水が漏れている」とご連絡をいただき、現地確認をしました。
キッチンで排水漏れがある場合、まずはどこから水が漏れているのかを確認します。
排水用の蛇腹ホースが切れていたり、接続部がゆるんでいたりする場合は、部品交換や補修で対応できるケースもあります。
しかし今回の現場では、漏れの原因が排水ホースではなくシンク本体の穴あきでした。
このような場合、部分的な補修だけでは十分な対応が難しく、流し台の交換が必要になります。
さらに、水栓からの水漏れも発生していました。
既設の流し台と同一メーカー・同一仕様での交換が難しかったことから、流し台のみを入れ替えるのではなく、コンロ台や吊戸棚もあわせて交換し、全体として納まりよく施工する形でご提案しました。
穴が開いているのがシンクなら、「シンクだけ交換できないのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、コンポキッチンのシンクは、流し台本体に合わせて設計・製造されているため、シンク部分だけを簡単に交換できる構造ではありません。
仮にシンクのみを交換しようとすると、板金業者による特注製作などが必要になるため、費用が高額になり、納期もかかります。そのため、コンポキッチンのシンクに穴が開いている場合は、結果的に流し台ごと交換した方が現実的となります。
まず、既設のコンロ台を取り外すために、ガスコックを取り外します。
その後、コンロ台・流し台・吊戸棚などを順番に取り外していきます。
台付き水栓を取り外す際には、事前に入居者様へご説明し、メーター部分で止水を行ったうえで作業を進めます。また、新しい水栓を取り付けるまでは配管に止水キャップを取り付け、メーターを再度開けることで、他の給水が使える状態にすることで入居者様にご不便がないよう心がけます。
既設キッチンの解体・搬出が終わった後は、新しい設備を設置していきます。
吊戸棚を取り付け、キッチンパネルを貼り付け、台付き水栓を取り付けたうえで流し台・コンロ台を設置します。端部の隙間はコーキング打設を行って仕上げます。
最後に、動作や仕上がりをご確認いただき、新しい水栓の保証書などを入居者様へお渡しして施工完了となります。




賃貸物件の設備交換工事では、工事内容だけでなく入居者様への配慮も重要です。
入居中の工事は、ただ交換すればよいというものではありません。今回の工事では、止水が必要なタイミングを事前に確認したうえで作業を進めました。
また、設備の状態を見極めながら、居住者様のご不便をできるだけ抑えて進めることが大切です。
キッチンの排水漏れは、原因によって必要な対応が異なります。
排水ホースや接続部の不具合であれば部品交換で済むこともありますが、今回のようにシンク本体に穴が開いている場合は、流し台の交換が必要になります。
また、キッチンの不具合は一か所だけとは限りません。今回は排水漏れに加えて水栓からの水漏れも発生していたため、設備全体の状態を踏まえて交換内容をご提案しました。
キッチン下が濡れている、排水時に水が漏れる、水栓から水がにじむといった症状がある場合は、早めの点検・対応がおすすめです。状況に応じて、部分補修がよいのか、設備交換まで必要なのかを見極めてご提案させていただきます。
キッチン下が濡れている、排水すると水が漏れる、設備が古く交換を考えているなど、キッチンの不具合は原因や状態によって対応が異なります。
キッチンの修理・交換については、こちらのページでもご案内しています。
管理会社様からのご相談については、 管理会社様向けページもご覧ください。