賃貸アパート床下での漏水による給水管一部引き直し工事(港北区)

2026年8月7日 |  水まわり工事事例

横浜市港南区の三共住販株式会社です。

今回は、港北区の管理会社様から緊急のご連絡をいただいて対応した、賃貸アパート床下の給水管で発生した漏水により給水管の一部を引き直した事例をご紹介します。

床下からの漏水のご連絡

管理会社様によると、入居者様から「床下で水が噴き出しているような音が聞こえる」とのことでした。そこで、まずは漏水による被害の拡大を防ぐため、現地へ伺うまで水道メーターを閉めていただきました。

現地で漏水の状況を確認するために水道メーターを開けてみると、たしかに床下から水が吹き出している音が聞こえました。

床下調査で判明した漏水箇所と原因

まずは、漏水している箇所を特定する必要があります。

玄関の床面を外して床下に入ると、配管から勢いよく水が吹き出しているのを確認できましたが、どの配管のどの箇所から漏水しているか分かりません。

今回の建物は、床下の地面が土だったため、水が吹き出している部分の周辺の土を掘って漏水箇所と既存の配管ルートを確認しました。その結果、漏水している配管は洗濯水栓に向かう給水管だと判明しました。

玄関の床面
玄関の床下

また、給水管の一部に劣化により穴が開いたことが、漏水の原因であることも判明しました。

漏水箇所を目視で確認できたことで、修理が必要な配管の範囲が分かりました。今回は、既存配管の分岐部分から洗濯水栓側のエルボまでを引き直せば復旧できると判断しました。

漏水した給水管の引き直し工事

漏水していた部分だけを継手などで補修するのではなく、劣化箇所を含む区間を新しい給水管に引き直しました。

既存給水管の切断

床下で既存の給水管をたどり、洗濯水栓へ向かう配管の分岐の所と、洗濯水栓側の配管の向きを変える曲がり部分に使われる継手であるエルボの所でカットしました。

分岐から洗濯水栓側までの引き直し

新しい給水管の一方を既存配管の分岐の所へ、もう一方を洗濯水栓側のエルボの所へ接続し、漏水していた区間を含む給水管を更新しました。

通水の確認

接続後に水道メーターを開けて通水し、新しく引き直した給水管と接続部分から水が漏れていないことを確認して、配管工事を完了しました。

部分的な給水管引き直しで対応できた理由

今回、給水管の一部を引き直すことで対応できたのは、床下で水が噴き出している箇所を目視で確認できたためです。

漏水箇所だけでなく、そこへつながる配管の分岐位置と洗濯水栓側の接続位置まで確認できたことで、交換する範囲を明確にできました。そのため、使用できる既存配管は残し、漏水箇所を含む区間に絞って引き直しをしました。

しかし、床下や壁内で漏水しているときに、水が漏れている箇所を目視で確認できるとは限りません。もし漏水箇所を特定できない場合は、確実に漏水を止めるため、配管全体を引き直す判断をすることがほとんどになります。

漏水箇所を確認できるかどうかは、修理方法・範囲を決めるうえで重要な判断材料となります。

床下構造によって変わる給水管漏水修理

床下の漏水では、配管が埋設されている場所の構造によって、調査方法や工事内容が変わります。

今回の建物では床下の地面が土だったため、水が吹き出している箇所の周辺を掘って、埋設された給水管を露出させて確認することができました。

しかし、土ではなくコンクリートの下に配管が埋設されている場合は、同じようにはいきません。コンクリートの場合は、配管を確認するために配管ルートのコンクリートを全部斫って確認する必要があります。そして、漏水箇所が判明して修理をした後にコンクリートを戻さなければなりません。

この場合は、コンクリートの斫りと復旧工事が必要になるため、工事費用が高くなります。既存配管を掘り出して修理する方法が現実的かどうかも含め、建物の構造や配管状況に応じた判断が必要です。

ただし、漏水を止めるためにコンクリートを斫って修理しなければならないケースもあります。工事費用だけで判断するのではなく、漏水箇所、配管ルート、劣化範囲を確認したうえで、ケースバイケースで必要な方法を選ぶことが重要です。

床下給水管の引き直し工事を終えて

床下で発生した漏水は、床材や下地を傷めるだけでなく、発生場所や漏水量によっては階下へ水が回り、被害が広がるおそれもあります。

今回は、管理会社様から緊急のご連絡を受け、入居者様に水道メーターを閉めていただいたうえで、早急に現地へ伺いました。メーターを閉めている間は室内の水道を使用できないため、被害の拡大を防ぐことに加え、できるだけ早く水道を復旧することも求められる状況でした。

現地では、床下の土を掘って漏水箇所を特定し、必要な範囲に絞って給水管を引き直しました。建物の構造と配管の状態を確認しながら工事範囲を判断することで、給水管全体を引き直すことなく復旧できました。

当社では、管理物件で発生した給水管漏水について、漏水の状況や入居者様への影響を踏まえ、迅速な現地確認と復旧を重視して対応しています。

給水管・給湯管の漏水修理をご検討の方へ

床下や壁内など、見えない場所で発生した漏水は、 漏水箇所や配管の状態に応じて、部分的な修理や配管の引き直しが必要です。 給水管・給湯管の漏水修理については、こちらのページでご案内しています。

管理会社様からのご相談は、 管理会社様向けページをご覧ください。

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