給湯器の焼け溶けた電源コンセントの交換

2024年10月3日 |  水まわり工事事例

横浜市港南区の三共住販株式会社です。

今回は、川崎市幸区の管理会社様よりご依頼いただいた、給湯器の電源コンセントの交換事例をご紹介します。

給湯器故障対応のご依頼内容

管理会社様からは、入居者様から給湯器がまったく使えずお風呂に入れないという話があり、給湯器が故障しているようなので見て欲しいとご連絡いただきました。お風呂に入れない状況はお困りだと思いますので、早急に現地にお伺いしました。

給湯器故障の状況

入居者様のほうで給湯器を見たところ、電源コンセントの部分が焼けているということでした。

そこで、給湯器の配管カバーを外して中を確認してみると、入居者様のお話どおり給湯器の電源コンセントが焼けて溶けている状態でした。

給湯器の電源コンセントが焼ける原因

コンセントとプラグの間に、ホコリやゴミが入り、これに湿気が加わることで、燃えやすい状況となり発火することがあります。

ホコリは、空気中の湿気を吸収することで通電経路ができ、放電により発火して、コンセントが焦げてしまうだけでなく、火災につながる危険性がありますので注意が必要です。

きちんと挿さっていない・プラグとコンセントの間に隙間

電化製品の取扱説明書にもあるように、コンセントにプラグを奥までしっかり挿す必要があります。
挿し方によってもコンセントが焦げる原因となる場合があります。コンセントとプラグの間に緩みがあったり、しっかり挿さっていなかったりするとホコリがたまりやすい環境を作ってしまいます。

経年劣化によるコンセントの割れ

コンセントの差込口に亀裂が入ることで、接触不良を起こすことがあります。火花が出るだけでなく、漏電や感電の恐れもありますので早急な対応が必要になります。

電源コードの破損・経年劣化

破損しているコードは、通電する部分が露出してしまい、感電、漏電やショートを起こしてしまう危険があります。漏電やショートが原因で火災につながる危険性があります。また、コードも経年劣化しますので、発火したりプラグが焦げてしまったりする可能性があります。

給湯器電源コンセントの交換工事内容

電源コンセントを交換するには、コンセントの前にある給湯器の給水管と給湯管を一時的に外す必要がありましたので、給水管と給湯管を外して、防水コンセントを取り外します。

入居者様に給湯器のところで使っているブレーカーを落とすことを了承していただき、ブレーカーを落としてコンセントから電線を抜きます。万が一、全体のブレーカーが落ちてしまった場合、入居者様の使っているパソコンや電化製品がおちてしまい、保存データや電化製品に影響しないように確認を取って対応しました。

新しい防水コンセントとブレーカーからの電線を結び、ビスで防水コンセントを固定します。給湯器のコンセントだけでなく電源ケーブルも溶けていたので、電源ケーブルの差し込み部分も交換します。

電源ケーブルを差し込んでブレーカーを上げ、給湯器のリモコンで電気がしっかりと通っているかを確認します。確認が取れたら給水管と給湯管を結びなおします。

このときにパッキンも劣化していたので交換しました。

最後に給湯器自体の動作確認を行います。給水管を外したりしたので、給水、給湯の水漏れや追い炊き、お風呂のお湯張りなどを確認して工事完了になります。

給湯器の電源コンセントの交換工事をおえて

お風呂に入れないとのご連絡で、緊急での対応が必要でしたので、当日中に手配できて工事に伺ってきました。状況次第では当日対応が難しいこともありますが、お風呂に入ることが出来ないのは生活に支障のあることなので、出来る限り早急に対応することを心がけています。

管理会社様から個人のお客様まで、幅広く工事のご相談に対応しております。
ご相談は無料ですので、給湯器などでお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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