退去時クリーニングと併せて実施した給湯器の交換工事

2025年12月13日 |  リフォーム事例

横浜市港南区の三共住販株式会社です。

今回は横浜市西区の管理会社様よりご依頼いただいた、給湯器交換の事例をご紹介します。

退去時に給湯器交換をご依頼いただいた経緯

今回のご依頼は、退去後のクリーニングを進める中で、管理会社様から「このタイミングで給湯器も併せて交換をお願いできないか」ご相談をいただいたことがきっかけでした。

給湯器は使用年数が長くなるほど、温度が安定しない、お湯になるまで時間がかかる、異音がするなどの不具合が起こりやすくなります。ただし、入居中に問題が表面化していない場合は、そのまま使われ続けていることも少なくありません。

そのため、入居者様が退去されたタイミングは、室内だけでなく設備の状態も見直しやすい時期です。次の入居後にトラブルが起こるリスクを減らすためにも、空室時に交換しておくことには大きなメリットがあります。

今回の給湯器交換工事のポイント

今回の現場では、給湯器が隣地との境界フェンスに近い外壁に設置されており、作業スペースがかなり限られていました。

さらに、既存機種はノーリツ製、新しく設置する機種はリンナイ製だったため、単純な入れ替えではなく、設置位置を調整しながら交換する必要がありました。

給湯器交換は、同じ号数・同系統の機器であっても、メーカーや機種が変わると本体サイズや配管位置、固定位置などが異なる場合があります。そのため、現地の状況を確認しながら、無理のない位置で安全に設置できるかを見極めることが大切です。

給湯器交換工事の流れ

1. 既存給湯器の取り外し

まず、既存の給湯器のコンセントを抜き、リモコン線を外します。
その後、ガス管、給水管、給湯管を順番に取り外し、既存の給湯器本体を撤去します。

2. 設置位置の調整と新しい給湯器の設置

今回はノーリツ製からリンナイ製への交換だったため、設置位置は既存給湯器と同じではなく、新しい給湯器に合わせて設置位置を変更し設置しました。

作業スペースが限られている現場では、給湯器の取り外しや配管の接続、設置作業を慎重に進める必要があります。見た目だけでは分かりにくい部分ですが、安全に交換工事を行ううえで重要です。

3. 配管・配線の接続

給湯器本体を設置後、ガス管、給水管、給湯管を接続し、リモコン線を接続します。
その後、室内側でリモコンの交換作業を行います。

4. 動作確認と漏れ確認

コンセントを差し込み、給湯器が正常に作動するかを確認します。
あわせて、水漏れやガス漏れがないかを丁寧にチェックし、問題がないことを確認します。

5. 保温材の施工とビス穴の補修

確認後、給水管・給湯管に保温材を巻きます。
さらに、既存の給湯器を固定していたビス穴にはコーキングを打ち、外壁の穴をしっかり塞ぎます。

穴が開いたままだと、雨水の侵入や湿気の原因になり、外壁の傷みにつながるおそれがあります。交換後の見た目を整えるだけでなく、建物を守るためにも欠かせない大切な作業です。

6. 清掃を行って工事完了

最後に周辺を清掃し、工事完了となります。

給湯器交換前/後

交換前
交換後

退去時に給湯器交換を行うメリット

退去後の空室期間に給湯器の交換を行うことで、次の入居者様の居住開始後に突然お湯が出なくなる、といったトラブルを未然に防ぎやすくなります。

また、入居中の交換と違って、日程調整や在宅対応の必要がなく、室内作業も進めやすいのがメリットです。クリーニングや原状回復工事と同じタイミングで進めることで、管理面でも効率よく対応しやすくなります。

管理会社様にとっては、入居後の設備トラブル対応を減らし、募集開始前に住設の状態を整えられるという点でも、空室時の交換は有効です。

給湯器は毎日使う設備ですが、使えなくなるまで異常に気づきにくいことがあります。メーカーでは、設計上の標準使用期間を10年の目安として案内しています。

そのため、

  • 使用年数が10年を超えている
  • 温度が安定しない
  • お湯になるまで時間がかかる
  • 異音や異臭がする
  • エラー表示が出る

といった症状がある場合は、修理だけでなく交換も含めて検討することが大切です。

退去時の給湯器交換工事を終えて

今回は、退去時クリーニングとあわせて実施した給湯器交換工事をご紹介しました。

空室時は、室内をきれいに整えるだけでなく、次の入居に向けて設備面を見直すよいタイミングでもあります。給湯器は使用年数が長くなると不具合リスクが高まるため、退去後の段階で交換しておくことで、入居後のトラブル予防につながります。

最近は寒さが厳しくなって、給湯器の故障や交換のご依頼が少しづつ増えてきています。

弊社では、都市ガス・プロパンガスいずれの給湯器交換にも対応しております。給湯器の使用年数を確認し、10年以上経過していたら給湯器の交換をご検討ください。

給湯器の交換をご検討の方へ

お湯の温度が安定しない、退去後のタイミングで設備を見直しておきたいなど、給湯器の交換は使用年数や設置状況によって対応が異なります。
給湯器の交換については、こちらのページでもご案内しています。

管理会社様からのご相談は、 管理会社様向けページをご覧ください。

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