2024年11月29日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、横浜市緑区の管理会社様からご依頼いただいた、ホールインワン給湯器の交換事例をご紹介します。
賃貸アパートの入居者様より、「お風呂でお湯が出たり出なかったりする」と管理会社様に連絡があり、当社に給湯器の交換のご依頼がありました。また、給湯器の交換とあわせてシャワー水栓の交換もご依頼いただきました。
冬前になると給湯器交換のご依頼は多くなる傾向があります。やはり冬の寒い時期にお湯が出ないのは、温かい時期と違って影響が大きくなります。11月になって朝晩冷え込む日が出てきましたので、温かいお風呂に安心して入っていただけるよう、すぐに交換にお伺いしました。
給湯器が故障すると、さまざまな症状が出ますが代表的な症状は次のとおりです。
今回は、お湯が出たり出なかったりするという、湯温が安定しない症状が出ていました。
今回は交換でご依頼をいただいていますが、故障の確認する場合は、現れている症状から故障の原因にあたりを付けて特定し、対応内容を決定します。
部品交換で修理できる場合は部品交換で対応しますが、給湯器の故障は経年劣化によるものが多く、その場合は給湯器本体の交換となります。
ガス給湯器は標準使用年数が10年となっています。10年以上問題なく使えることもありますが、10年近く使っていると故障が起きやすくなります。また古い機種だと、メーカーが部品在庫を保有しているのは製造終了後10年となるため、そもそも交換するための部品が入手できない可能性が高くなります。
使用年数が長い場合は、部品交換で対応すると、交換していない他の部品がすぐに故障する可能性があったり、交換部品を入手できない可能性もあるため、本体を交換することをおすすめしています。
設置されている給湯器は、ホールインワン給湯器(壁貫通型給湯器とも言います)でした。ホールインワン給湯器は、壁を貫通して設置する給湯器になります。交換する給湯器もホールインワンでしたので、ホールインワン給湯器からホールインワン給湯器への交換となります。
ホールインワン給湯器を交換するには、浴槽の奥に給湯器が設置されているため、浴槽を外す必要があります。
浴槽があると給湯器の上部しか見えていませんでしたが、浴槽を外すと、ホールインワン給湯器は写真のように壁を貫通して設置されています。
給湯器の前面のパネルを外して、給排水管やガス管、追い炊き配管、電源ケーブルを外したら、給湯器本体を取り外します。シャワー水栓の交換もあわせて行うため、シャワー水栓を取り外します。
新しい給湯器本体を取り付けて、電気・配管類を繋ぎ直し、新しいシャワー水栓を取り付けます。
新しい給湯器のリモコンを取り付けます。
前面パネルを取り付けて、ガス漏れがないか確認します。ガス漏れがないことを確認して交換作業は終了です。浴槽を元に戻して工事完了です。
今回交換したホールインワン給湯器はリンナイ製のRUF-HE163Aでエコジョーズになります。交換前の給湯器と比べると熱効率が高く少ないガスでお湯を沸かすことができ、ガス料金を節約できるようになります。また、湯温が安定しやすいので入居者様も快適に入浴できるのではないかと思います。
また、シャワー水栓はTOTOのGG水栓にしました。大きなアーチ状のハンドルが付いているためお湯の出し止めが簡単で、シャワー中に目をつむっていても操作がしやすくなります。
なお、当社ではリンナイ製品を安価に仕入れられるため、メーカーにこだわりがなく、少しでも安価に交換したい場合は、一度お問い合わせください。
管理会社様から個人のお客様まで、幅広く工事のご相談に対応しております。
ご相談は無料ですので、水まわりでお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。