2025年6月7日 | 事例
今回は、横浜市港北区の管理会社様からご依頼いただいた、月極駐車場内で発生したポール破損の修繕工事をご紹介いたします。
既設されていたポールは錆がひどく腐食も発生していたため、かなり劣化している状態であったことが推測されます。
錆・腐食により劣化している状態だったため少しの衝撃で根元から折れてしまい、組んでいた単管パイプもグラグラの状態だったため交換をご提案させていただきました。
今回の修繕では交換をご提案させていただきました。
ポールには固定式と埋め込み式の製品があり、今回の事例では既設品が固定式だったため交換品も固定式でご提案させていただきました。
埋め込み式は取付位置の地中に穴をあけ、ポールを埋め込み、コンクリートと一緒に固定する方法です。
固定式はアンカー部材を使用して固定する方法です。
既設品を撤去して新規取付位置にアンカー固定用の下穴をあけて締めこんで取付いたします。
下穴をあけるときは多少の粉塵が発生するため、養生としてプラスチック板を道路側で抑えることで飛散防止対応をいたしました。
またフェンスのグラつきにより、埋め込み式の根固めコンクリートが破損していたためコンクリート打設による補修をいたしました。
既設品は製作品のため同一寸法品がないので代替品での施工をいたしました。
既設品と交換品は寸法が異なるため、交換後単管パイプの取付位置を調整し、フェンスの傾きやどこかに負荷が偏っていないかを確認して完了となります。
その他部材にも劣化がかなり見られたのでエンドキャップ、クランプカバー、プラチェーン等も交換いたしました。
外構の製品は雨風の影響で劣化が早く、見た目にも変化が現れます。
錆を防止する塗料等での劣化を修繕する方法はありますが新規製品同等の強度などには戻りません。
今回のポールは重量もあり、接続されている状態だったため二次被害等はございませんでしたが、フェンスや屋根などは強風で飛散してしまい、二次被害を生んでしまう事例もいくつかあります。
些細なことでも気になる点や、直したほうがいいのかな?と思うことがございましたらご連絡いただければと思います。
保険申請が必要な工事もご対応いたしますのでぜひお問い合わせください。