2026年2月12日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
横浜市港北区の管理会社様より、賃貸アパートの洗面台下収納の水漏れ調査のご依頼をいただき、その後、シャワー水栓の交換のご依頼をいただいた工事事例をご紹介します。
洗面台まわりの水漏れは、給水管・給湯管・排水管・水栓本体・シャワーホースなど、複数の原因が考えられます。
現地では、まず洗面台下の収納を開け、蛇口から水を出して漏水箇所を確認しました。水を出すと、シャワーホースをつたって水が下に垂れてくる状態でした(下記写真の黄色矢印部分)。
あわせて、給水のつなぎ目、給湯管、排水まわりも確認しましたが、問題はありませんでした。そのため、今回の水漏れはシャワーホース部分の劣化が原因と考えられました。
洗面台のシャワー水栓は、使用するたびにホースを引き出したり戻したりするため、経年によって摩耗・劣化しやすい部分です。


漏水原因が判明した後、管理会社様に対応方法についてご相談しました。
管理会社様としては、設備が古くなっていることもあり、洗面台本体ごとの交換、または水栓本体の交換を検討されていました。
ただし、洗面台ごと交換する場合、既存の洗面台と新しい洗面台のサイズが完全に同じとは限りません。サイズが違うと、床のクッションフロアや壁クロスに、既設の洗面台の跡が見えてしまう可能性があります。そうすると、きれいに仕上げるには、床や壁の内装工事も必要になります。
そのため、管理会社様とオーナー様の話し合いの結果、今回は洗面台本体は交換せず、シャワー水栓の交換で対応することになりました。
まず、洗面台下収納内にある給水・給湯の止水栓を閉め、水が出ない状態にします。止水後、蛇口から水を出して、きちんと水が止まっているかを確認しました。
そのうえで、収納内の給水管・給湯管、シャワーホースの接続部分を確認し、既存水栓を取り外す準備が完了です。
次に、給水管・給湯管と水栓を接続している部分を取り外します。あわせて、ハンドル側と蛇口側につながっているシャワーホースも取り外します。
シャワー水栓は、洗面ボウルの上から見えている部分だけでなく、収納内で複数の部品が接続されています。そのため、接続部分を一つずつ確認しながら、既存の水栓を取り外していきます。
給水管・給湯管、シャワーホースを外した後、洗面台に固定されている蛇口部分とハンドル部分を取り外します。洗面台の上下から固定金具を外すことで、蛇口とハンドルを取り外せるようになります。
古い水栓は、固定している部分が固着していることもあるため、洗面台本体を傷つけないよう注意しながら作業を進めました。
既存水栓を撤去した後、新しいシャワー水栓を取り付けます。蛇口部分とハンドル部分を洗面台の上から差し込み、収納内の下側から固定金具でしっかり固定します。
ハンドル部分は、お湯と水の切り替え位置が正面にくるように、位置を確認しながら取り付けます。この位置がずれると使用時に違和感が出るため、しっかり位置を確認して取り付けることが大切です。
水栓本体を固定した後、洗面台下収納に入って、収納内で給水管・給湯管を接続します。あわせて、新しいシャワーホースも接続します。
接続部分に緩みがあると、交換後に再び水漏れが発生する可能性があるため、各接続部を確認しながら作業を行いました。
シャワーホース付きの洗面台では、ホースがどこまで伸びるかも確認が必要です。ホースが必要以上に伸びすぎると、使用時に洗面ボウルの外まで水が届いてしまうことがあります。
そのため、シャワーホースが適切な範囲で使えるように、ホースの可動範囲を確認し、必要な位置でロックを行いました。
取り付け後、止水栓を開けて水を流し、正常に使用できるかを確認します。
蛇口から水を出し、吐水・止水に問題がないかを確認しました。そのうえで、洗面台下収納内の給水管・給湯管の接続部分、シャワーホースの接続部分から水が漏れていないかを確認します。
実際に水を流しながら確認し、収納内に水が垂れてこないことを確認して作業完了です。




洗面台下収納の中が濡れている場合、排水管まわりの水漏れを疑う方も多いかもしれません。しかし、シャワー水栓付きの洗面台では、シャワーホースや水栓本体の劣化によって収納内に水が漏れることもあります。
今回のように、シャワーホースをつたって水が垂れている場合は、排水管ではなく水栓まわりの交換が必要になるケースがあります。
特にシャワーホースからの水漏れは、使用しているときだけ発生することがあります。そのため、普段は気付きにくく、収納内の物が濡れたり、床材に水が染みたりしてから発見されることもあります。
洗面台下収納の水漏れをそのままにしておくと、洗面台本体の傷みや床材への影響につながるおそれがあります。状況によって階下漏水につながる可能性もあるため注意が必要です。
洗面台の下が濡れている、収納内に水がたまっている、シャワーホースを使うと水が垂れるといった症状がある場合は、早めに水漏れ箇所を確認し、原因に応じた対応を行うことが大切です。
今回は、洗面台下収納内の水漏れを確認したところ、シャワーホース部分から水が漏れていました。
洗面台本体の交換も選択肢にありましたが、交換すると既存の洗面台とのサイズ差により、床や壁の補修が必要になりました。そのため、今回は水漏れの原因箇所に合わせて、シャワー水栓の交換で対応する方法をご提案し、管理会社ご担当者様とオーナー様で調整いただいたうえで工事を行いました。
また、入居者様にも止水栓を閉めるなどご協力いただいたことで、被害を広げずに対応することができました。
水漏れ修理では、単に設備を交換するだけでなく、原因箇所や交換後の仕上がり、追加工事の有無を踏まえて対応方法を検討することが大切です。
洗面台の下が濡れている、収納内に水がたまっている、シャワーホースを使うと水が垂れるなど、 洗面台まわりの水漏れは、原因によって必要な対応が異なります。 洗面台の水漏れ修理や水まわり工事は、こちらのページでもご案内しています。
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