2025年1月28日 | 水まわり工事事例
横浜市神奈川区の管理会社様より賃貸アパートのトイレから水漏れしているとご連絡があり、伺ってきました。
タンクから水が伝ってトイレタンクの給水ホースが濡れていました。給水のホースはトイレタンク内部の樹脂タンクに接続されていて、樹脂タンク内に貯めてある水が漏れている状況でした。
便座とタンクの接続面のパッキンやその他部材交換で修理しましたが、水漏れが止まらず、内部の樹脂タンクを交換することになりました。
既設のトイレタンクは、陶器のタンクの中に樹脂製のタンクが入っていてそれに貯水できるような仕組みになっています。便座から陶器のタンクを取り外して、中に入っている樹脂のタンクを交換します。
陶器のタンクは交換しないので割れたりしないように慎重な作業になります。トイレのタンクを外しての作業をした時は密結パッキンも交換します。密結パッキンは消耗品なので、経年劣化での水漏れすることの原因となる箇所でもあります。便座からタンクを外した時にしか交換できないので交換しています。
樹脂タンクを陶器のタンクにセットしたら便座の方に固定していきます。タンクが動かないようにと、閉めすぎて陶器が割れないように調節しながらセットします。
便座にタンクを固定したら、樹脂タンク内の部品を組み立て、給水ホースをタンクに繋げて取り付けは完了になります。水を流した時に水漏れは無いか確認します。密結パッキンがしっかりと垂直に設置できていないと便座とタンクの隙間から水が漏てきます。密結パッキンの劣化した時も同じような現象になります。
トイレタンクには数多くの部材が使われているので1つの部材を替えて直る場合と、他の箇所も同じように消耗しているので、あちこち部品を交換しなければならない場合があります。
トイレの種類にもよりますが、陶器のタンクの中に樹脂のタンクが入れてあるタイプのタンクは、中身の樹脂タンクに水を貯めたり、流したりする部品が付いているので樹脂タンクを丸ごと交換することができます。何度も尋ねてあちこちと修理していても時間が掛かってしまいます。
水漏れなど水まわりでお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。