2025年11月9日 | リフォーム事例
横浜市西区の管理会社様よりご依頼いただいた、賃貸アパートの新規洗濯機置き場の新設工事の事例をご紹介します。
今回のお部屋はリフォーム済みの空室でしたが、室内には洗濯機置き場がなく、入居募集を考えるうえで新たに設けたいというご依頼でした。
当初、管理会社様は別の水道業者へ相談したものの、設置は難しいと断られたそうです。そこで、当社にご相談をいただき、対応可能でしたのでご依頼をいただきました。
洗濯機置き場の新設は、単に置くスペースを作るだけでは対応できません。
問題なく洗濯機を使えるようにするには、電源をどこから取るか、給水管をどこで分岐できるか、排水をどのように流すかまで確認する必要があります。特に排水は勾配の確保が必要になるため、設置したい場所にそのまま作れるとは限りません。
こうした理由から、簡単には新設できません。
洗濯機置き場を新たに設置するには、主に次のような工事が必要になります。
まず必要になるのが、洗濯機用の電源です。
今回の工事では、ユニットバスの天井点検口を利用して配線工事を行いました。既存の電線を分岐して、洗濯機用コンセントの位置まで電線を引き込みました。
次に必要になるのが、洗濯機へ水を送るための給水設備です。
ユニットバスの天井点検口からユニットバス内部を確認し、給水管を分岐できる位置を探します。今回はシャワー水栓につながる給水管を分岐して、洗濯機用蛇口の給水を確保しました。
洗濯機の設置には排水管も必要です。
排水管も給水管やコンセントの電線と同様に、ユニットバスの排水管を利用して引き込めるように見えても、排水は水が自然に流れるための勾配を確保しなければなりません。そのため、排水管までの距離が長いと、その分だけ洗濯機置き場の高さを高くしなければならなくなります。
つまり、空いている場所ならどこにでも新設できるわけではなく、排水経路を踏まえて設置場所を考える必要があります。
今回は、排水の勾配を確認したうえで必要な高さを決め、それに合わせて洗濯機置き場の台を造作しました。その後、ユニットバスの排水管へ接続しています。


今回のように洗濯機は設置できるだけでなく、入居者が使いやすいことも重要です。賃貸物件の場合は、どのような方が入居されるか分かりません。そのため、洗濯機置き場の高さが高くなりすぎて使いにくくならないよう、排水の取り回しと使い勝手の両方を考えながら計画する必要があります。
勾配不良で設置すると、洗濯機の排水があふれるおそれがあります。洗濯機の設定によりますが、自動お任せコースなどでは22Lや40Lなどの水量になるため、万が一排水があふれてしまうと相当な量が水漏れするトラブルにつながりかねません。
さらに今回は、リフォームとクリーニングが終わった後の追加工事だったため、内装に傷や汚れが付かないように注意しながら施工を進めました。
洗濯機置き場の新設は、空いているスペースがあればどこにでも設置できるわけではありません。
実際には、電源を取れるか、給水を分岐できるか、排水勾配を確保できるかといった条件を一つずつ確認しながら進める必要があります。
今回の事例は、他社では対応が難しいと判断されたケースでしたが、現地の状況を確認しながら、必要な設備を整えて洗濯機置き場を新設することができました。
室内に洗濯機置き場がない賃貸物件や、空室対策として洗濯機置き場の新設を検討されている管理会社様は、お気軽にご相談ください。
室内に洗濯機置き場がない、設置できるか分からない、他社で断られたなど、洗濯機置き場の新設には現地の確認が欠かせません。
洗濯機置き場の新設を含む水まわりリフォームは、こちらのページでもご案内しています。
管理会社様からのご相談については、 管理会社様向けページもご覧ください。