外部排水管の破損修繕と洗濯トラップ交換・排水勾配調整工事(神奈川区)

2026年4月23日 |  水まわり工事事例

横浜市港南区の三共住販株式会社です。

今回は、神奈川区の管理会社様からご依頼いただいた、排水管破損部の修繕と洗濯トラップ交換工事の事例をご紹介します。

ご相談内容

管理会社様より、「建物外部に見えている排水管が破損している。また、室内に設置されている洗濯パンから水が逆流して溢れてしまうことがある。」とのご相談をいただきました。

現地を確認したうえで、外部排水管の破損部修繕と、洗濯トラップまわりの排水不良改善工事を行いました。

排水管破損部の現地確認

建物外部に通されている排水管を確認すると、排水管の半分ほどが無くなっており、排水がすべて外へ漏れてしまう状態でした。

破損の原因は明確に断定できませんが、「強風や地震などによる揺れで負荷がかかって破損した」、または「強風による飛来物との衝突で破損した」といった可能性が考えられます。

排水管が破損したままの状態では、排水が建物外部に漏れ続けてしまいます。建物まわりの汚れや臭気、周辺部分への影響につながるおそれがあるため、排水管を継ぎ替えて修繕する方法をご提案しました。

洗濯トラップの排水不良

洗濯パンから水が逆流していた原因は、洗濯トラップだけではなく、排水管の勾配にもありました。

洗濯トラップから排水管へつながる配管に逆勾配が付いていたため、水がスムーズに流れず、洗濯パン側へ戻りやすい状態になっていました。

さらに、洗濯トラップと排水管をつなぐフレキパイプ(アキレスジョイント)がつぶれていたため、排水経路が狭くなり、排水不良を起こしやすい状態でした。

このような排水不良は、洗濯機を使用したときに水があふれる原因になり、発見や対応が遅れると階下漏水などの被害につながる可能性もあります。今回は、洗濯トラップとフレキパイプを交換、排水管の勾配を調整することでご提案しました。

排水管修繕工事

キッチンの移動と床下開口

外部排水管の破損部を修繕するため、室内側のキッチン(流し台・コンロ台)を移動しました。

今回は、破損箇所が建物に近い位置にあったため、外部からだけではなく、室内の床下から継ぎ替え作業をできるように床下を開口しました。

破損部の撤去

開口した床下から、破損していた排水管部分を切断し、部分的に撤去しました。

排水管の破損箇所だけを確認するのではなく、接続部分や周辺の配管の状態も確認しながら作業を進めます。

排水管は床下や壁の中など、普段は見えない場所を通っていることも多いため、修繕後に再び不具合が起きないよう、施工箇所の状態確認が重要です。

排水管の継ぎ替え

撤去した排水管と同じ寸法になるよう、継手や直管を使用して排水管を継ぎ替えました。

排水管は、ただつなぎ直せばよいわけではありません。水がきちんと流れるように、接続部分の納まりや勾配を確認しながら施工する必要があります。

今回は、排水が外部に漏れていた破損部分を修繕し、正常に排水できる状態へ戻しました。

破損部撤去
継ぎ替え完了

洗濯トラップ交換工事

洗濯機と洗濯パンの取り外し

次に、洗濯機置き場の排水不良を改善するため、洗濯機を移動し、洗濯パンを取り外しました。

洗濯パンを外すことで、洗濯トラップや床下の排水管の状態を確認できます。実際に確認すると、排水管が逆勾配のため、水が洗濯パン側へ逆流している状態になっていました。

逆勾配の調整

洗濯トラップから2m程度、直管で排水管が通っていました。しかし、吊バンドが直管の中央部のみに付いていたため、洗濯トラップ側が下がってしまい、逆勾配が付いてしまっていました。

そのため、洗濯トラップ側の配管が吊バンドよりも高くなるように配管を固定し、フレキパイプで洗濯トラップと排水管を接続しすることで、排水が自然に流れる勾配を確保しました。

洗濯機置き場の排水不良では、トラップの交換だけでなく、排水管の勾配を確認することが大切です。勾配が不適切なままでは、部材を交換しても排水不良が再発する可能性があります。

フレキパイプの交換

既存のフレキパイプはつぶれており排水が流れにくい状態でした。

同じようにフレキパイプがつぶれないよう、配管の位置や洗濯トラップと排水管の接続部分を確認しながら取り付けました。

洗濯パンと洗濯トラップの固定

排水管の勾配調整とフレキパイプの交換後、洗濯パンを再度設置し、洗濯トラップを固定しました。

洗濯機置き場は、洗濯機を設置すると配管まわりが見えにくくなります。そのため、見えなくなる前に排水経路の状態を確認し、問題がないことを確認したうえで復旧しました。

排水確認と施工完了

最後にバケツいっぱいの水を流し、排水が正常に流れるかを確認しました。

逆流や排水不良などの異常が見られなかったため、施工完了となりました。

逆勾配によりつぶれたフレキパイプ
勾配調整及びフレキパイプ交換

排水管・洗濯トラップ修繕工事を終えて

当社では、床下や壁裏など、工事後に隠れてしまう場所で配管作業を行う場合、通水確認・排水確認を大切にしています。

特に今回のような逆勾配による排水不良は、見えない部分で不具合が起きていることもあります。対応が遅れると、階下漏水など被害が大きくなる可能性があるため、早めの点検と修繕が重要です。

当社では、水まわりの修繕工事や管理物件の設備修繕に対応しています。排水管の破損、洗濯機置き場の排水不良、洗濯トラップ交換などでお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

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