2026年2月7日 | 水まわり工事事例
横浜市西区の管理会社様よりご依頼いただいた、管理する賃貸アパート駐車場の水浸し解消の事例をご紹介します。
管理会社様からは、「アパートの入居者様から雨が降っていないのに外の駐車場が水浸しになっている」とご連絡があったとのことで、現地に伺って確認したところ、たしかに駐車場が水浸しになっていました。
ここ数日は雨が降っていなかったため、雨水以外の原因となります。可能性として、排水がうまく流れずにあふれていることが考えられました。そこで、建物周辺を見てみると排水外桝から水があふれている状態になっていました(写真の矢印の向きで本管の方に繋がっています)。
排水は通常、建物側から本管側へ流れていきますが、その途中のどこかで詰まりが起きると、行き場を失った水が桝からあふれ、周辺の地面や駐車場に広がることがあります。






本管側を見てみると、本管側のマンホールの掃除用の管が詰まっている状態でした(写真水色の部分)。
確認すると、掃除用管の蓋が割れており、そこから周辺のアスファルトの破片やガラが入り込んでしまったことが、今回の詰まりの原因と考えられました。
このように、排水管そのものの劣化や油汚れだけでなく、外部から異物が入り込むことでも排水不良は起こります。特に、屋外にある桝や掃除口は、蓋の破損や隙間があると、ゴミや砂利、舗装の欠片などが入りやすくなるため注意が必要です。
まずは、詰まりの原因となっているガラを取り除く作業を行いました。
異物は奥に入り込んでいたため、高圧洗浄を使って下流側へ押し出し、出てきたところを回収しました。ガラを取り除くと、それまで滞留していた排水が勢いよく流れ出し、建物側の外桝でも水が引いていく様子を確認できました。
この時点で、今回の詰まりの主な原因が掃除用管に入り込んだアスファルトガラであったことがはっきりしました。






通水を確認したあとは、詰まりが起きていた期間にたまっていた油汚れや付着物を、高圧洗浄で綺麗に洗い流しました。
排水の詰まりは、異物を取り除いただけで一時的に流れるようになる場合もありますが、管内に汚れが残っていると再び流れが悪くなることがあります。そのため、原因物の除去だけで終わらせず、排水管内の汚れまであわせて清掃することが大切です。
この日は夜も遅くなっていたため、蓋の取り付けはひとまず応急的に養生を行いました。
開口部をそのままにしておくと、再びゴミやガラが入り込み、同じような詰まりが起こるおそれがあります。そのため、後日きちんと蓋を取り付けることで話をして、当日は異物が入り込まないよう応急処置をして作業を完了しました。
今回は、掃除用管の部分からゴミが侵入し、排水の流れを塞いでいたことがつまりの原因でした。
異物を除去して通水が回復したため、大がかりな掘削工事までは必要なく、無事に対応を終えることができました。
もし異物を取り除いても流れが改善しなければ、排水管の途中で別の詰まりや破損が起きている可能性もあり、配管の位置を掘って詳しく調べる必要が出てきます。
今回は無事に通水しましたので、入居者様たちも安心したご様子でした。
排水外桝の詰まりは、放置すると
につながることがあります。
「雨が降っていないのに水たまりができる」
「外桝から水があふれている」
「排水の流れが悪い」
といった症状がある場合は、早めの確認がおすすめです。
排水まわりで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
外桝から水があふれる、駐車場や共用部に水たまりができる、排水の流れが悪いなど、 水まわりのトラブルは原因によって必要な対応が異なります。 排水詰まりの対応や水まわりの工事については、こちらのページでもご案内しています。
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