2026年7月10日 | 水まわり工事事例
今回は保土ヶ谷区の管理会社様よりトイレを流すと便器と床の間から水が漏れてくるため交換してほしいとご依頼いただき施工させていただきましたのでご紹介いたします。
現地確認させていただいた際に、10年以上使用しているため便器・タンク・ウォシュレットを全て交換してほしいとのことでしたので排水芯等確認させていただきました。床排水の場合、排水芯が壁から200mmの製品が主流となっておりますが、建築当初の年代により排水芯が200mm以上の場合もございます。その場合はリモデルタイプという排水芯に合わせて便器内の横引管を加工して設置することができる製品を選定する必要があります。今回の排水芯は200mm以上だったためリモデル便器を設置いたしました。
まずは止水栓を閉め、タンクの中の水を抜き、止水栓に繋がれているタンク・ウォシュレットの給水管を取り外します。その後ウォシュレットを取り外します。便器にウォシュレット用の固定部材を取り付けているため固定ボルトを外して撤去いたします。
ウォシュレットの撤去後、タンクを撤去いたします。タンクは便器の上に置かれており、下側からボルトで挟みこむように固定してあるため、ボルトを外しタンクを持ち上げて撤去いたします。この時、タンク内に水が残っていることもあるため、便器に排水し、運ぶ際に水をこぼさないよう注意いたします。
最後に便器の撤去です。便器の中に残った水を灯油ポンプなどを用いてバケツなどに排水します。便器の中に水が残った状態で便器を取り外すと床面に水がこぼれてしまうため必ず便器の中を空にしてから作業いたします。便器の後方にある床固定のビスを取外し、前面にある固定片のビスを取り外します。ビスが外れたら便器を上に引き上げると排水ソケットから抜けるため撤去完了です。
リモデル便器は排水芯に合わせて横引管を加工する必要があります。
メーカー様の指示紙を置き、その寸法に合わせて墨出しをします。今回の排水芯は380mm程度でしたので便器接続部と床フランジ接続部の間の横引管の長さに合わせて加工し専用の接着剤で部材を繋ぎ合わせます。排水ソケットが完成したら床フランジについている既存のガスケット(Pシール)を撤去し新しいガスケットを充填いたします。ガスケットには樹脂製フランジ用と金属フランジ用があるため、間違えないように注意いたします。排水ソケットを固定しフランジと排水ソケットをボルトで締めこみます。締めこみが弱いと排水漏れの原因となるため、排水ソケットが床面と隙間が無くなるまで締めこみます。便器接続部は床面にビスで固定し、排水ソケットの固定完了です。
固定した排水ソケットに新しい便器を差し込み便器を床面に固定いたします。後方は床面にビスで固定し、前面は新しくつけた固定片にビスで固定いたします。墨出しがズレていると便器が斜めについたり固定片が合わなかったりするため、墨出しは注意して寸法を取る必要があります。
便器の固定を終えたらタンクを便器との接続部に差し込み、下側からボルトで締めこみます。締めこみが弱いとタンクの中の水が漏れてしまうため、しっかりと閉めこみます。
最後にウォシュレットの固定部材を便器に取り付けます。ウォシュレットの足が便器に乗る位置に調整しながら固定いたします。ウォシュレットを固定部材に取り付け、給水ホースを止水栓に結びます。その後タンクの給水ホースを結び、止水栓を開けます。水漏れが無ければタンクの中に水を溜め、レバーを開けて排水を確認いたします。便器とタンクの間、便器と床面の間から水漏れが無いことを確認いたします。今回のウォシュレットは壁リモコンタイプだったため壁リモコンを交換し、ウォシュレットの試運転を行い問題が無ければ作業完了です。


今回のように排水漏れをきっかけにトイレ交換をご検討していただくケースは少なくありません。
トイレやウォシュレットの機能は常に進化しているため、最近ではトイレとアプリが連携して体調管理や健康状況の変化を可視化する機能が付いている製品まで販売されております。
弊社ではトイレの交換やトイレ部品の交換も行っております。ウォシュレットのグレード上げたい場合などもご相談いただけましたらカタログからご提案させていただきます。
トイレ以外でも何かお困りごとやご相談などございましたらぜひお問い合わせください。