2025年1月10日 | 水まわり工事事例
横浜市西区の管理会社様よりマンションの熱源機付き給湯器交換のご依頼を頂きました。
給湯器のお湯が出たり出なかったりの状況が続き交換のご依頼を頂きました。
給湯器のお湯が出たり出なかったりという症状は、経年劣化により故障してお湯がでないということがほとんどです。メーカーでもガス給湯器の標準使用年数は10年となっていますので、10年近くなると故障することが多くなります。
熱源機付きの給湯器は給湯機能と熱源機機能が一体型になっている給湯器になります。温水式床暖房や浴室乾燥機などと、お風呂や蛇口からの給湯機能が一緒についている給湯器になります。
交換にあたって熱源機付き給湯器は温水式床暖房の使用する箇所によって本体の選定が変わります。また今回はPSの扉内設置の暖房機能付きふろ給湯器の交換ですので、PS扉内用の本体と排気の向きを変更する側方排気アダプターも必要になります。
本体の交換工事をする際に、浴室乾燥機を交換せずに使用できるかをメーカーに確認をしました。
メーカーが暖房機能付きふろ給湯器と浴室乾燥機で別々になると、何か内部の基盤などで不具合が起きた場合にどちらで不具合が起きていて、どちらのメーカーが対応しなければならないのかが分からなくなってしまいますので事前にそのまま使用できるのかを確認しました。
通常の給湯器交換の作業に加えて、温水式暖房器具の給水管の結びと、温水式暖房器具の配線が追加の作業になります。
暖房器具の配線作業で床暖の配線は間違ったところに繋いでしまうと温まる場所が変わってしまいますので写真を撮ったり、番号を振って間違いのないよう慎重な作業です。間違ってしまった場合は、1カ所1カ所温めて確認してから元に戻さなければいけないので、相当な時間ロスになってしまいますので注意が必要です。
今回の交換工事は品物が、PS扉内設置、排気方向のアダプター、温水式暖房機付き給湯器と限定的な品物でした。その分メーカーの在庫次第では受注生産となる場合もあります。受注生産になってしまうと、お湯が使えないと生活に不便を感じてしまう事もあり、冬の時期にお湯が使えなくなるのは大変な事となってしまいます。
また暖房機能付きふろ給湯器は床暖のほかに、温水式浴室乾燥機や脱衣場の暖房機が付いていることが多く、それらとの接続の絡みも気にしながらの選定と現場調査が大切になります。
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