スワレット(和式改造型便器)の取り付け工事

2025年10月28日 |  水まわり工事事例

旭区の貸家のオーナー様より和式便器に取り付けるスワレット(和式改造型便器)を取り付けて欲しいとのご依頼を頂きました。

スワレットとは

スワレットとは、TOTOが販売する、既存の和式トイレにかぶせて洋式トイレに改造する和風改造用便器です。大掛かりな工事が不要で、既存の和式便器の上に設置することで、手軽に腰掛式の洋式便器にできる点が特徴です。陶器製で、ウォシュレットなどの温水洗浄便座にも対応しています。

和式便器に取り付けるスワレット(和式改造型便器)取り付け工事内容

和式の便座にかぶせて取り付けをしますが、タンクからの給水工事が必要になります。

既設のタンクから和式便器に通している給水管を途中で分岐して、スワレットの方に給水を送るような形の施工方法になります。下記写真のように赤いラインの所でスワレット側に給水を分岐します。

この時既設のトイレの各接続部分のパッキンも交換します。そのままパッキンを使用すると、劣化が進んでいる場合は、工事でいじったりすると水漏れの原因につながる事が多いです。

今回ウォッシュレットの取り付けのご依頼もありましたので、電気工事も必要になります。電源コンセントが現状なかったので、新規で電源を引っ張ってきます。電源コンセントを確保して、トイレの止水栓の所からウォッシュレットへの給水ホースを接続します。

和式便器に取り付けるスワレット(和式改造型便器)取り付け工事写真

ウォッシュレットの取り付け・電源・給水工事

和式便器に取り付けるスワレット(和式改造型便器)取り付け工事をおえて

以前に和式トイレから洋式トイレ変更する工事をした時は、便器ごと交換するという方法を取りました。

この時は、便器の先端から壁までの距離が狭かったり、使用する方が体が大きい方だったりのどの事情があり、段差部分を斫ったりして便器自体を交換しました。スワレット自体も取り付け不可の和式便器があったり条件が色々とあります。

今回は便座先端からの距離も問題が無く、スワレットの取り付けれるタイプの便座で、オーナーさんも簡単に済ませたいとのご要望でスワレットを取り付ける工事で判断しました。

リフォームは様々な判断で様々なやり方があるので、より良い方法で納得のいく物が出来る事が最善かと考えます。

トイレなどの水まわりで、水漏れなどでお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。

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