2026年2月24日 | リフォーム事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、先日所有するアパートの4部屋分のエアコン交換をご依頼いただいた管理会社様から、別物件でもご依頼いただいたエアコン工事の事例をご紹介します。
管理物件のエアコン4台の交換のご依頼です。
エアコンのイメージは、室外機1台に対して室内機が1台が繋がっているのが一般的だと思います。しかし、室外機1台に対して室内機が2台繋がっているタイプもあります。
今回のご依頼では、
することになりました。
理由は、前回ご依頼いただいたものと同じになります。
前回の記事と重複しますが、それぞれの理由のポイントに絞ってお伝えします。
エアコンや給湯器などのガス機器は、設計上の標準使用期間は10年となっています。エアコンの場合、使用から10年近くなると経年劣化が原因で、「冷媒ガスの漏れ」「内部部品の故障」「配管の損傷」リスクが高くなります。また、部品交換で修理しようにも、メーカーの修理用部品の保有期間が終了して交換できないケースも出てきます。
そのため、10年以上使用している場合、故障する前に計画的に交換するのがおすすめです。
今回の物件もエアコン2027年問題が交換の判断を後押しすることになりました。
エアコンの省エネ基準は2027年以降大幅に強化されます。そのため、現行の省エネ基準で製造されていた安価なモデルのエアコンが市場からなくなり、新省エネ基準を満たすエアコンは高機能モデルが中心となり本体価格が上昇します。
さらに、現行基準の安価なモデルが入手可能なうちに交換しようという駆け込み需要が2026年は見込まれており、エアコンが故障して交換が必要でも、工事が手配できず納期が遅延するリスクがあります。賃貸オーナー様や管理会社様にとっては避けたいリスクとなります。
今回は先ほど記載したとおり、4台中の2台は、室外機1台に室内機が2台が繋がっているタイプを、室外機1台に室内機1台が繋がっているタイプに変更しました。この変更について、メリット・デメリットを少し補足します。
・故障のリスクが分散できる
室外機1台に室内機2台が繋がっていると、室外機が故障した際に室内機が2台とも使用できなくなりますが、片方が故障してももう片方は使用できます。真夏や真冬には大きな差です。
・性能低下を回避できる
室外機1台で室内機2台を同時運転すると、1台あたりの冷暖房能力が低下する場合がありますが、1台1台フルで性能を発揮することができます。
・メンテナンスが高くなり修理や交換がしやすい
室外機1台に室内機2台の場合はセットで設計されていて、片方だけ交換するのが難しいです。室外機1台に室内機1台なら1台ずつ交換や修理ができ、メンテナンス費用を抑えられます。
・初期費用が高くなる
室外機が1台から2台になり、また、設置場所によっては工事費用が割高になる可能性があります。
・室外機の設置スペースが必要
室外機を2台置くスペースが必要になります。ただし、2段置きの架台を使用すれば、工事費は多少上がりますが、設置スペースの問題はありません。
交換の流れは次のとおりです。
・ポンプダウン作業
・配管・電源の取り外し
・室内機・室外機の撤去
・据付板の設置
・室内機の設置
・室外機の設置、配管・電源の接続
・真空引き(エアパージ)
・冷媒開放・ガス漏れ確認
・試運転・動作確認
今回は、室外機1台だったところが2台になるため、2段置きの架台を使って設置しました。


既にエアコン2027年問題に対するリスク回避として、他の物件で10年以上使用しているエアコンの交換工事をご依頼いただいた管理会社様から、同じ理由での交換依頼でした。
今回の交換は、いわゆる普通のエアコンである、室外機1台に室内機が1台繋がっているタイプだけでなく、室外機1台に室内機が2台繋がっているタイプがあったのが特徴です。
変更するメリット・デメリットは先述のとおりですが、工事費を含む交換費用だけでなく、メンテナンス性など、交換後の管理観点からどうすれば良いか悩むケースもあるかもしれません。ご相談いただければ、丁寧に分かりやすく説明させていただきます。
エアコン2027年問題への対応でお悩みの場合も、お気軽にご相談ください。ご相談は無料です。