2026年7月10日 | 水まわり工事事例
今回は、横浜市鶴見区の管理会社様よりご依頼いただいた、管理物件のアパートで発生した給湯管からの水漏れ補修工事の事例をご紹介します。
管理会社様より、アパート2階の部屋から1階の駐輪場へ水が漏れているとのことでご連絡をいただきました。
現地を確認すると、2階の部屋の下が駐輪場になっていて、駐輪場部分の天井から水が落ちて水たまりができていました。
特にアパートやマンションでは水漏れが発生した場合、上階の水漏れが下階や今回のように駐輪場などの共用部に影響してしまうことがあります。また、原因を十分に確認しないまま補修を行うと、別の箇所から水漏れが続いたり、再発する可能性があります。
そうすると、水漏れしている部屋の入居者様だけでなく、他の部屋の入居者様にもご迷惑をおかけしたり、工事をする際にご協力をお願いする必要が出てきます。
そのため、水漏れの原因・箇所を早めに特定し、補修を行うことが大切となります。
水漏れが起きている2階の部屋にお伺いして、水漏れの原因・箇所を特定していきます。
駐輪場に水が落ちてくる場所から、ユニットバスまわりからの水漏れが疑われました。そのため、脱衣所にある点検口からユニットバスの下を確認してみると、水が吹き出しているような音が聞こえたので、ユニットバスの下の配管で水漏れが発生している可能性が高いです。

ただし、ユニットバス下での水漏れといっても、給水管・給湯管・排水管・追い焚き管といった配管系統があるため、どの配管から水漏れしているのかを確認する必要があります。
水道メーターの動きだけでは、給水管からの水漏れなのか、給湯管からの水漏れなのかまでは特定できません。そのため、止水栓を閉めたときの変化や水が吹き出す音から、配管系統を特定していきます。
今回は、給湯器の止水栓を閉めて水道メーターの動きと水が吹き出す音を確認してみたところ、水道メーターの回転が止まり、水が吹き出す音も止まりました。
そのため、給湯管からの水漏れと判断しました。
今回の水漏れは、ユニットバス下の給湯管まわりで発生していましたが、脱衣所の点検口から浴室のシャワー水栓まで、新しい給湯管を引き直す方法で補修を行いました。
まずは脱衣所の点検口とユニットバス天井の点検口を使用し、配管を通すルートを確認しました。
ユニットバス下や天井裏は、作業スペースが狭く、確認しにくい場所です。そのため、点検口から既存の配管位置や作業できる範囲を確認しながら、新しい給湯管を通す方法を判断しました。


今回は、ユニットバス天井裏側から脱衣所の点検口方向へ新しい給湯管を送り込みました。
1箇所の点検口だけで作業するのではなく、脱衣所側とユニットバス天井側の点検口を使い、給湯管を送り込みながら脱衣所の点検口側で確認し、引き込む形で配管を通しました。
壁や床を開口する工事になると補修後の復旧範囲も広がります。今回は、開口せずに点検口から作業できる範囲を確認しながら給湯管を引き直すことで、補修工事を行いました。



新しく通した給湯管を、浴室のシャワー水栓まで引き直しました。
脱衣所の点検口から浴室のシャワー水栓まで給湯管を通し、既存の水漏れ箇所を使用しない形で接続を行いました。
給湯管の接続後は通水を行い、給湯管やシャワー水栓まわりから水漏れがないかを確認しました。
水漏れ補修では、配管を引き直すだけでなく、接続部分から水漏れがないかを確認することも重要です。
問題なく使用できる状態になったことを確認し、作業完了となります。
補修工事の完了後、横浜市に提出する漏水証明書の発行にも対応しました。
給水管や給湯管からの水漏れでは漏水によって水道使用量が増えてしまいますが、水道利用者に非がない場合は水道料金の減免申請ができます。その際に必要となる修理内容を確認できる書類として、給湯管からの水漏れ補修を行った工事内容に基づき、漏水証明書を発行しました。
水漏れの補修だけでなく、工事後に必要となる書類対応まで行うことで、入居者様がスムーズに手続きを進められるようにしています。
給湯管や給水管の水漏れは、見えている場所だけで原因を判断できないことがあります。
そのため、水漏れ補修では、水が出ている場所だけを見るのではなく、点検口からの確認、水が吹き出している音、止水栓を閉めたときの変化、水道メーターの動きなどを確認しながら、原因箇所を切り分けることが大切です。
原因箇所を十分に確認しないまま補修を行うと、水漏れが止まらなかったり、別の箇所から再発したりする可能性があります。
特にアパートやマンションでは、上階で発生した水漏れが下階や共用部に広がることもあります。水漏れに気づいた場合は、早めに現地を確認し、状況に合わせた補修方法を判断することが重要です。
給水管・給湯管の水漏れは、ユニットバス下など見えない場所で発生していることがあります。漏水箇所の確認から補修、漏水証明書の発行までご相談ください。
管理会社様からのご相談は、 管理会社様向けページをご覧ください。